[[今週のお題]]「ついつい行きたくなる場所」

という訳でお題に挑戦してみたり…(^^;)



元陸上部員と言うこともありまして、私のついつい行きたくなる場所は「陸上競技場」です…。
(まぁ…常連の方は「またか…」な話ですね…;)


今は部活動も引退し、受験勉強で忙しいので「また行きたい場所」ですが。


私が行きたくなる「陸上競技場」は、県内で最も大きい競技場なのですが、中学生の頃は憧れの場所であり、一度も足を踏み入れたことがない場所でした。
つまり、私が弱小部員だったと言うことです(笑)


「いつか大きい競技場で走れる日は…やっぱり来ないかな…。」などと思いながら、部活仲間と中学校のトラックや学校の坂道を走っていた覚えがあります。


記録会や試合でも会場は地元の競技場だったので私が行ってみたかった「競技場」には中学生時代は全く足を踏み入れませんでした。
それでも、中の良い友達と競い合って走れるのはとても楽しかったです。


私は中学校で「陸上競技」を引退し、別の部活動に入ろうと思っていたので、「陸上競技」のことはあまり考えずに高校受験をしました。


しかし、ここで転機が(?)
私、高校受験で失敗しまして…(^^;)
結局、入学した学校は私のやりたい部活は無く…。


私としては、何か「運動部」に入りたいとは思っていました。
たった3年間の高校生活。
「青春」をスポーツに費やしてみたいとずっと思っていました。


そんな中でめぐり合ったのが、またまた「陸上部」でした。
しかし、今回の「陸上部」は少しだけ勝手が違いました。


私の入った学校はそこまで強豪校ではありませんでしたが、ほぼ毎日合同で練習していた学校がなかなかの強豪校だったらしく、練習は相当厳しくなっていました。
更に、私が専門としていた「中長距離」は私の学校側のみ、なぜか人数が少ない状態でした…。


それでも、練習風景を見たりや部活体験をしているうちに、「やっぱり帰るべき場所は、ココ(陸上)なんだ…」と、なぜか思いまして…w
そんなことで入部した私ですが、現実はそう甘くなく…。


最初のタイムトライアルで出だしから一人遅れたりしましたw
(なんとか付いていくことはできましたが…。)
中学校からやっていても、これだけ大変なんだと実感しました。


それでも、陸上を続けられたのはあの憧れの「競技場」のお陰なのかもしれません。


私の学校は比較的その競技場から近かったので、しばしばその「競技場」で練習を行いました。
中学校の頃までは憧れでしかなく、むしろ、「本当にそんなところに競技場なんてあるの?」などと思っていた奴だったので、そこでの練習はとても新鮮でした。
(勿論、練習の強度は更にきつくなるのですが…w)


更に、高校の陸上大会や記録会は多くがその競技場で行われる為、陸上を続けていた友人と大会のたびに会うことができました。
ミニ同窓会状態でしたw



練習の日々もどんどん過ぎていき、私のデビュー戦の日がやってきました。
その試合会場は憧れだった「陸上競技場」。
私はその場所で大幅に自己ベストを更新することが出来ました!


その後、その「競技場」での練習はどんどん増えていきました。
私の高校生活の思い出は半分ぐらいあの「競技場」に残しているかもしれません(笑)


練習中に怪我をしたり、途中で離脱したり、きつい練習を走りきったり…。
部活仲間とギクシャクする日もありました。


試合では、中学校からの親友と同じレースで走ることになったり、レースでお互いが認め合うライバルが出来たり、初めてレースに勝つ喜びを知ったり…。


沢山の苦労やら喜びやらをあの場所で作り出して、経験していきました。


いつの間にか部員数は減り、酷い日には長距離部員の練習参加者が私一人という日もありましたが、充実感がありました。



3年生になり、陸上部員として最後のレース。800m競走。
前日のレースは初めての強豪の選手のレースだったため、あまり良い結果ではありませんでした。

「最後のレースぐらいガッツポーズで終わらせよう。全力で憧れの競技場を走ろう。」
それだけを思ってレースに臨みました。


最初の一周で前を行く選手に大差をつけられましたが、最後の一周から追い上げました。
ラスト200mでようやく射程圏内へ。
最後になってようやく足が動くようになり、今まででは考えられないほどの追い上げが出来たと今でも思っています。


最後の50mで前の選手の後方へ…。
最後の30mで並び、10mで何とか突き放しました。



他の人から見れば大したことのないタイム。
普通の逆転。


しかし、私にとってはそれが大きな経験。



そのゴールラインこそが私の行きたい場所だったのだと思います。




これから陸上を続けようとは考えていませんが、趣味で走ることぐらいは続けてみたいです。そして、いつかまた、レースに出場したいものです…。


来月になったら、後輩のレースが控えています。
またあの「競技場」で皆を応援してあげたいです!(^^)



…と書いてみましたが、趣旨がずれましたね…w
それでは!