一区切り

大会の2日目(最終日)が終了しました。
兎にも角にも、けじめをつけなくてはいけないレースになりました。
という訳で、私の高校陸上最後になるかもしれないレースの内容をいつもどおりまとめてみたいと思います。


種目:800m
レース内容:

恐らくこのレースが最後のレースなので、2つの目標を立てました。
①一着でゴール。(あまり強い組ではなかったので;)
②自己ベストの更新。(今までのベストが2分7秒後半)


今回は足の調子が芳しくなかったので無理に県大会を目指すのではなく、自己ベストを狙えるようなペース配分を目標にしました。(とはいっても考えすぎは逆にいけないのですが…)


そしてスタートラインへ…(ここから実況風…?なぜwww)
気合を入れる為に腿を2,3回叩き、「ヨッシャア!!」と短く叫んでから自分のレーンで1本だけ軽くダッシュ。
スタート位置に全員が戻り、選手紹介のアナウンス。
自分の名前が呼ばれたので手を挙げて一礼。
(コレがやりたくて800mをやっていると言っても過言で無いって言う。地区大会でコレをやるのってほぼ私ぐらいだって言うwwだったらレースで目立てって言うことですw)


「位置について」の声でスタートラインで静止。
(「用意」の掛け声はこの種目にはなし)
ピストル音と共に一斉にスタート。


100mまでは自分のレーンを走り、その後一斉に内側のレーンへ。
レーンから離れるところでは中盤争いへ、その時に一番内側の選手がトップに立ち独走。(なんでもその選手、前日のレースでも同じ組。しかも私よりもタイムがいい選手でした…。グギギw)


200m地点で他の選手をかわして2番手へ。
しかし、この時点で前の選手との差は広がる一方。


400m手前で3番手の選手が追いつき、抜こうとするのを阻止。
400m通過時点が1分3秒、先頭が58秒。この時点で5秒差。
(県大会突破には一周で59秒は行かないと厳しいようです。この時点で県大会は厳しくなりました…;)


さすがにこのペースで前の選手はいけないだろうと思いました…。
今ここでペースを上げないと私は追いつけないかなと…。
でも、ここで負けたりしたらいままで2年間の努力が消える気がしました。
どうしても一着でゴールしたかったです。


500m過ぎに相手が若干失速。
こちらは一週目の分の余裕があったのでスピードアップ。
600m地点でこちらが猛ダッシュ!
(最後は全力疾走したいと思っていたのでこれは好都合でした!)


最後の100m。
相手との差は約2〜3秒。
一瞬キツイかなと思ってしまいましたが、「ここで終わったら、これからずっと悔いが残る!」と思い、最後までダッシュ!


バックグラウンドの声援はとても大きく感じました。


残り50m。相手の背中がだんだんと大きく…。


残り40m。相手の真後ろへ…。


残り30m。相手をついに捕らえて、そのまま前方へ…!
あの時の声援のあがり方は尋常じゃない気がしました。
自分でもまさか追いつくとはあまり思わなかったので…(^^;)


残り20m。
残り10m…5m…。
ここでストップウォッチに手を掛け…。


トップでフィニッシュ!!!


時計は2分6秒台(正式には2分7秒前半。それでも自己ベスト)。


そのままガッツポーズをして、その後「ありがとうございました!!!」と大きな声で一礼。


こんなドラマチックな展開、予想していませんでした!
後半の一周のタイムは1分4秒。
いつもなら5秒近く落ちるはずのタイムの差が今回は1秒。
前半のスローペースも影響していますが、まさかこんな良いタイムで帰ってこれるとは…(^^)


欲を言えば確かに2分6秒台が欲しかったし、県大会に行きたかったと言うこともあります…。確かに…。
でも、100点満点のレースなんて出来る選手なんてそんなにいないはずです。
自分としては合格点のタイムをしっかりと出すことが出来たことで十分すぎるかなと思いました。


<しかし、その後他校(練習相手の学校の方ではなく、以前の試合で当たった選手)のライバルからの一言が…!
「…え!次の記録会出ようよ!!1500mで自己ベスト出して終わろうぜ!俺はでるぞ!」


…まじっすか!(〇д〇;;)
え…これ何…?何かのフラグ…ww>



そんな感じで、私の競技人生は一つ節目を迎えました。
記録会に出るにしろ、出ないにしろ、県大会が終わってから部活は引退となります。
それまでは、今まで通り練習に参加していきます。


だから…それまでは…陸上部員の「雄」でいさせてください…。
m(−−)m


(こんな長話につき合わせてしまってすみません…;もっと簡潔に話が出来ればいいのですが、まだ気持ちの整理もついていないのでこんな感じです。)


明日からは少し部活も休みになるのでゆっくりしたいと思います。
それでは!